理学療法士のパーソナルトレーナー 優のブログ

パーソナルトレーナーとしての情報発信のブログです。

四十肩、五十肩と力こぶについて

こんにちは、パーソナルトレーナーの優です。

 今回は少し理学療法士らしく一般的に四十肩、五十肩と呼ばれる肩関節周囲炎について話していきたいと思います。

 

一口に肩関節周囲炎と言っても種類が色々ありますが、その中でも上腕二頭筋長頭炎というのがあります。

 

上腕二頭筋というのは皆さんよくご存知の力こぶの筋肉です💪

実はこの筋肉の一部が肩の動きと密接に関係してますので、ここの柔軟性を保つことは非常に大事です。

私の経験上、肩関節周囲炎の方の多くは何処かの組織が単独で炎症を起こしている事は少なく、合わせて力こぶの筋肉を傷めている方が多いです。

 

その最たる理由は肩周囲の状況が変わることで力こぶの筋肉の腱が擦れやすい位置関係になる事だと感じます。 

 

予防の為に肩の柔軟性、筋力を保っていきましょうね(^^)

栄養-炭水化物について②

こんにちは。パーソナルトレーナーの優です。

前回は炭水化物の種類についてお話しをさせて頂きました。

 

今回は炭水化物の栄養についてお話ししていきます。

 

身体のエネルギーのメインが炭水化物というお話をしました。

全ての食べ物は消化、吸収の時間が必要な為、身体のエネルギーとして使われるにはタイムラグが生じます。炭水化物はその形によって消化、吸収時間が違う為、特に運動前後では摂取する形を気をつけなくてはなりません。

 

一般的に食物繊維を同時に摂取した方が消化に時間がかかるのと、多糖類のごはんやパスタなどの炭水化物が1番遅くなります。

 

次いで糖質のなかでも二糖類と呼ばれる砂糖や麦芽糖などがエネルギーになるのが早いです。飴やチョコなどは砂糖が多く含まれますので直前に食べるのはこの為です。

 

最も早いのが単糖のブドウ糖や果糖です。これは果物に多く含まれます。バナナなどは良い例ですね。最近ではブドウ糖タブレットや飴がありますので代用できますね。

 

消化、吸収の早い順でまとめると以下のようになります。 

  1. 単糖-ブドウ糖、果糖
  2. 二糖類-砂糖、麦芽糖
  3. 多糖類-ごはん、パスタ

 

一緒に食べるもので消化時間は変わってきますが、多糖類なら運動の2〜3時間前、最も早い単糖でも15〜30分前の摂取を心がけたいですね。

 

 

栄養-炭水化物について

こんにちは。パーソナルトレーナーの優です。

前回は脂質についてのお話をしました。今回は炭水化物です。

 

まず、糖質と炭水化物の違いについてです。

炭水化物とは

糖質+食物繊維

のことなので、元を辿ると炭水化物も糖質の一種です。食物繊維にも様々な種類があります。

さらに糖質はごはんやパスタなどの多糖類と砂糖や果物などの単糖類に分かれます。

 

食品の栄養表示基準では炭水化物の項目は糖質と食物繊維で表記しても良いので、

炭水化物○g

と表記されていたり

糖質○g

食物繊維○g

と表記されている場合があります。

炭水化物は人間の主なエネルギー源となります。エネルギー切れにならないように賢く摂取しましょう。

 

栄養-脂質について②

こんにちは、パーソナルトレーナーの優です。

前回は脂質について「脂質」「脂肪」「脂肪酸」の違いをお話しました。

今回は脂質の働きを話していきます。

 

脂質は大きく分けて3つの働きがあります。

1.細胞膜の構成材料

2.ホルモン生成の材料

3.脂溶性ビタミンの代謝

 

1つずつお話ししていきます。

 

1.細胞膜の構成材料

細胞膜とは細胞を構成する膜です。膜の中にミトコンドリアなどが存在しています。

この膜は「脂質二重構造」という、脂質を材料にしてできています。身体は細胞の集まりなので不足すると不具合が生じるのはよく分かりますね。

一昔前DHAを摂取すると頭が良くなるという話があり、私もよくカツオの眼球等食べさせられていました(笑)

これは、脳は脂肪の塊であり、そのなかで最も多い脂肪酸DHAだからです。

 

2.ホルモン生成の材料

ダイエットに必要な成長ホルモンや、筋トレに欠かせないテストステロン。特に女性はホルモンバランスの乱れが身体に影響しやすいでしょう。

脂質はホルモンの材料です。長期的に不足するとホルモン分泌異常が起きやすいので注意が必要です。

 

3.脂溶性ビタミンの代謝

ビタミンの中でも、ビタミンA、D、E、Kの4つは水に溶けない脂溶性ビタミンと言います。

これらが体内に取り込まれ、吸収されるには脂質と結合する事が不可欠となります。

食事などで脂質含有量が少ないと、脂溶性ビタミンを摂取していても吸収されない状況が作られます。

 

身体の為にも脂質の抑えすぎには気をつけましょう!

 

 

栄養-脂質について

こんにちは。パーソナルトレーナーの優です。

前回のたんぱく質の話に続いて、今回は「脂質」の話をしていきたいと思います。

一般的に敬遠されがちな脂質ですが身体にとっては非常に大切な栄養素のひとつです。

さて、脂質は身体にとってどの様な働きがあるでしょう。

その前に、皆さんよく聞く「脂質」「脂肪」「脂肪酸」この意味の違いを理解しておきましょう。

・脂質-生体の構成成分のひとつ。身体の中にはこの形で入ってきて、分解されエネルギーや体脂肪になります。

・脂肪-いわゆる中性脂肪を指します。脂質が身体の中で分解されエネルギー源として蓄積した形です。

脂肪酸-脂質や脂肪の代謝経路の中での形です。代表的な物に魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やオリーブオイルに含まれるオレイン酸などがあります。

 

それでは三大栄養素の一つである脂質はどの様な役割があるのでしょう。

詳しくはまた次回に。

たんぱく質とコラーゲン

こんにちは、パーソナルトレーナーの優です。

 

前回はたんぱく質について必要摂取量の話をさせて頂きました。

 

今回はたんぱく質の中でもコラーゲンのお話を少ししていこうと思います。

 

一時期かなり流行りました、この

「コラーゲン」も実はたんぱく質の一種です。

というのも、たんぱく質として摂取した栄養素が身体の中でアミノ酸に分解され、そこからコラーゲンとして再合成され身体の必要部位へ供給されるからです。

日本の現代女性は間違ったダイエット法の影響もあり、たんぱく質が不足しがちです。

必要栄養素はまず、生命維持の為に骨や内蔵、血液に優先的に回されます。その為、絶対量が足りていなければ肌まで届く事はありません。

値段の高いコラーゲンのサプリメントを摂る前に食生活を見直してたんぱく質の摂取を心がけてみてはどうでしょうか?

 

栄養-たんぱく質について

皆さんこんにちは。パーソナルトレーナーの優です。

今回は栄養の事について話していきたいと思います。

皆さんはたんぱく質足りているでしょうか?

「筋肉」はもちろん、骨や血液、内蔵、皮膚など、体の多くの組織は、たんぱく質で構成されています。身体の材料ですね。

 

厚生労働省の出している日本人の食事摂取基準によれば、たんぱく質の1日平均必要量は

・男性50g

・女性40g

となっています。これを下回ると健康を害する可能性がでてきます。

 

全く運動しない方でも

・体重✖️0.8〜1.2g/日

くらいの摂取が推奨されます。

 

 

定期的に運動をしている方だとそれだけ内蔵や筋肉に負担をかけている為、修復の為にもう少し必要になってきます。

基準は様々ありますが、

・体重✖️1.8〜2.2g/日

くらいの摂取を心がけたいですね。

 

健康的な身体を維持していく為にもたんぱく質の摂取を心がけましょう(^_^)