理学療法士のパーソナルトレーナー 優のブログ

パーソナルトレーナーとしての情報発信のブログです。

カフェインのフィットネスへの利用

こんにちは、パーソナルトレーナーの優です。

今回はカフェインのフィットネスへの有効性についてはなしていきたいと思います。

 

飲み物だとコーヒーやお茶に含まれるカフェイン。

フィットネスへの利用について話していきたいと思います。

 

①脂肪燃焼効果

カフェインに含まれる「リパーゼ」という酵素脂肪酸を分解する働きがあります。これにより、脂肪燃焼効果が高まります。

 

②覚醒、集中力向上

カフェインは睡眠を誘発する「アデノシン受容体」をブロックする働きがあります。

つまり、覚醒自体を向上させるわけでなく

睡眠誘発を抑制⇨覚醒

という結果になります。

その事で集中力向上という効果も併発します。

同時に「多幸感」の様な少しフワフワする感じになったりします。なので摂取しすぎると、覚醒はするのですが、競技に必要な研ぎ澄まされた集中力は欠く事になるでしょう。

③血流向上

カフェインはアデノシン受容体をブロックすると書きましたが、アデノシンは本来アデノシン受容体と結合する事で血管拡張作用があります。

よって、それを抑制する事になるので血管収縮を促し、血流の向上がみられます。

 

④筋収縮向上

これはカフェインのもつカルシウム生成にかんれんしてるみたいです(筋肉の収縮にはカルシウムが必要)

効果の持続は数秒らしいので、筋トレや、ダッシュ等の瞬発系のトレーニングで効果が期待できそうです。

 

以上の様な効果がカフェインの摂取によって期待できます。

私もトレーニング前にはカフェインを200mg以上摂取して移ることが多いです。

研究では有益な効果がみられるのは最低200mgの摂取が必要らしいです。

もちろん上限もあります。

 

皆さんもカフェインを賢く摂取して、最大限の効果を出しましょう。