足のむくみ対策
こんにちは、パーソナルトレーナーの優です。
今回は女性だけではなく男性も気になる方が多い足のむくみに関してお話ししていきます。
むくみとは
まず、むくみとは血管の中の水分が血管の外に漏れ組織液が増加した状態を指します。医学的に言うと「浮腫」ですね。
大きく分けると
- 全身性浮腫
- 局所性浮腫
の2つがあり、全身性の方は病的なむくみなので受診が必要です。今回のお話は局所性浮腫の場合です。
足のむくみ
今回お話する足のむくみに関しては、特に膝より下のむくみです。
これには膝の裏の筋肉が大きく関係しています。
その名も「膝窩筋」です。
この筋肉の真下、もしくは筋肉にめり込んだ状態で血管が通っています。
この筋肉の緊張状態が強ければ、血管が圧迫されるので脚がむくみやすい状態となります。
テニスボールやゴルフボールで
ではどうやって緊張をほぐすかと言うとテニスボールやゴルフボールを膝裏にあてます。その状態で脚を前後、左右に動かします。特に膝窩筋は膝裏の上側外側から内側下側に向かって付いていますのでそのラインで行ってもらうとより効果的です。
過剰な圧迫は注意
この筋肉の下には血管だけでなく神経も通っていますので過剰なあによって神経が傷付く場合があります。行う時は痛きもちいくらいの圧で行いましょう。
筋トレ備忘録
こんにちは、パーソナルトレーナーの優です。
今回は先日参加しました、メンズフィジークという分野の身体のシェイプ、格好良さを競う大会について話していきたいと思います。
「ボディビル」は皆さん聞いたことがあると思います。ボディビルはつけた筋肉をいかに大きく、凄く見せるかという大会です。また、バランスなども審査基準に入ります。
ビルパンというブーメランパンツの様なものを履いて競技を行います。
メンズフィジークというのは日本での歴史は浅いのですが、つけた筋肉をいかに格好良く、形よく見せる大会とでも言いましょうか。服装もサーフパンツを履いて行います。
ボディビルのような筋肉を強調するようなポージングはなく、身体の正面、左右、背面の四方向のポーズをとって競います。
私はウェイトトレーニングを始めて2年くらいなのですが今回上位の選手とは明らかな筋量の差を感じました。
こればかりは続けていかないとどうにも出来ないので頑張ります。と言っても筋トレは習慣化してるので苦ではないのですが(笑)
当日の写真をInstagramでUPしてます。
見てやってください。
これからも、身体のケアとトレーニングの両方を研究していきたいと思います。
治療備忘録〜頚椎の難病
こんにちは、パーソナルトレーナーの優です。
本日のブログは先日の頚椎の疾患をお持ちの方の備忘録です。
半年前に左手の痺れから、病院へ行ったところ頚椎症と診断された女性。セカンドオピニオンでは黄色靭帯骨化症と診断されたそうです。
痺れが治らないというのが主症状。
姿勢は頚椎前弯と上部胸椎の後弯が顕著であり頚椎由来の痺れがメインで姿勢の改善が必要…
しかしながら肩甲骨周囲の影響もありそうなので、肩甲窩筋や広背筋、大円筋の筋膜のリリースを行い、姿勢改善のポイントを指導させてもらい一度目は終了。
2回目の時に痺れは八割くらい減った、との事。
上部僧帽筋や肩甲骨周囲の緊張を取りつつ最後にケーブルマシンで僧帽筋下部と広背筋の収縮を意識したトレーニングを取り入れます。これで姿勢改善のアプローチを行うのですが、下肢からの連動も考えなくてはいけませんね。
局所の症状を改善しながら根本の原因を除去していく流れに持っていければと思います。
治療備忘録〜腰椎椎間板ヘルニア
こんにちわ、パーソナルトレーナーの優です。
先日来られたクライアント様のお話をしようと思います。
男性50代 半年前にL4.5の腰椎椎間板ヘルニアと診断。右脛外側の痺れ(+)その後リハビリを続け改善するも、少し症状が残っているらしい。
SLRtestは陰性でしたがヘルニアに伴う坐骨神経痛、梨状筋症候群も疑われます。周囲のコンディショニングを行い、自覚で痺れ8→5まで改善。
もう少し下方に筋膜性の捻れが見られるので大腿方形筋と膝窩筋の筋膜をリリースすることで5→2まで改善。
診断から半年、それより前から身体の捻れは始まっていたと思われます。この方の場合、足首と股関節の可動域、使い方に癖があったのでそこを指導して終わりました。
少しのズレが長年積み重なることで何らかの症状が出ますね。身体はサインを送り続けています。早めに対処することで予防可能です。
投稿が空いてしまいました
こんにちは。パーソナルトレーナーの優です。
前回の記事から投稿が3週間ほど空いてしまいました。
実は6月に開催される「フィジーク」というジャンルの競技に参加する為トレーニングをしていたのですが、ハードに追い込みすぎて体調を崩していました(-.-;)
皆さんから様子を伺う声を頂き、嬉しかったです。ご心配をおかけしました。
私は約5年程病院で理学療法士として働いた後、パーソナルトレーナーとして今活動しています。
リハビリ分野はずっと携わってきましたが、トレーニング分野は未熟かもしれません。
その部分を払拭する為にも真面目にトレーニングに向き合っております。
体調は改善方向なので、またブログを書き始めるのと、大会にも出る予定です。
機会があれば結果の報告もしたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
治療備忘録〜肩関節周囲炎
こんにちは。パーソナルトレーナーの優です。
本日のクライアントは肩の痛みで病院に行ったが特にレントゲン上問題ないと言われた方です。
検査はヤーガソンのみ陽性。
肩の挙上の際に痛みあり、と
上腕二頭筋の長頭腱と三角筋前部の筋膜のリリースにより挙上の際の痛みは消失。
最終的に腕を外側に開いた時の三角筋後部の起始から1/3位の場所が痛むとの事。
…この症状結構多いんですよね、拮抗筋の過剰収縮、肩に限らず。
この場合は大胸筋、肩甲窩筋、大円筋、広背筋の短縮に対する棘下筋、小円筋、三角筋後部の過剰収縮が考えられます。
なので内旋、内転要素にアプローチ。
今回は肩甲窩筋でした。改善後はスムーズに肩が動くようになった、とクライアント様。
ここからチューブのトレーニングやプライオメトリックスに繋げていき、再発予防に努めるのが肝です。