治療備忘録〜頚椎の難病
こんにちは、パーソナルトレーナーの優です。
本日のブログは先日の頚椎の疾患をお持ちの方の備忘録です。
半年前に左手の痺れから、病院へ行ったところ頚椎症と診断された女性。セカンドオピニオンでは黄色靭帯骨化症と診断されたそうです。
痺れが治らないというのが主症状。
姿勢は頚椎前弯と上部胸椎の後弯が顕著であり頚椎由来の痺れがメインで姿勢の改善が必要…
しかしながら肩甲骨周囲の影響もありそうなので、肩甲窩筋や広背筋、大円筋の筋膜のリリースを行い、姿勢改善のポイントを指導させてもらい一度目は終了。
2回目の時に痺れは八割くらい減った、との事。
上部僧帽筋や肩甲骨周囲の緊張を取りつつ最後にケーブルマシンで僧帽筋下部と広背筋の収縮を意識したトレーニングを取り入れます。これで姿勢改善のアプローチを行うのですが、下肢からの連動も考えなくてはいけませんね。
局所の症状を改善しながら根本の原因を除去していく流れに持っていければと思います。