理学療法士のパーソナルトレーナー 優のブログ

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ダイエット⑤

今回は三大栄養素の次に重要なビタミン、ミネラルの話についてです。

 

三大栄養素にビタミン、ミネラルを加えて五大栄養素と呼ばれますが、主な働きは三大栄養素のの代謝を助ける為の補酵素の働きをします。

車で例えるなら三大栄養素がガソリンでビタミン、ミネラルエンジンオイルの働きです。

 

ビタミン

植物や人間以外の動物は体内でビタミンを生成できますが人間は全てのビタミン生成はできません。よって植物や動物を食べる事でビタミンを身体に取り入れています。

1.水溶性ビタミン

ビタミンB、C

これらのビタミンは水に溶けますので取りすぎても体外に排出されます。

 

2.脂溶性ビタミン

ビタミンA、D、E、K

これらのビタミンは

http://personal-suguru.hatenablog.com/entry/2017/03/09/201553

ここでもお話しました、脂質と結合して代謝されますので取りすぎたものは体内に残ります。

 

1も2も短期的に不足、過剰になっても大丈夫ですが、長期的に不足、過剰の状態が続くと身体に悪影響がでます。

また効果的に摂取するには、調理方法や食べ合わせに気をつけなくてはなりません。

 

ミネラル

人間の身体は酸素(O)窒素(N)などの主要元素で約96%が構成され、残りの4%はミネラルで構成されています。

ビタミンと違って植物も動物もミネラルは生成できません。植物も土壌から吸収したり、その植物を動物が食べたり、水を飲んだりしてミネラルを身体に取り入れます。

日本では13種類のミネラルが食事摂取基準の対象として定められています。

http://www.glico.co.jp/navi/e07-3.html

 

キノコや海藻類はミネラルが特に豊富ですね。

 

ダイエットにおいてはカロリーの調整、三大栄養素の摂取バランスの調整によってビタミン、ミネラルが偏る場合があります。

短期的な変化ではなく、長期的な習慣の改善がダイエットなのでビタミン、ミネラルを含む食材のサイクルは非常に大事になります。

人によって身体の反応で合う食材、合わない食材がありますので一概にこの食材をこの量取りましょうとはここでは言えません。

しかし、大事な事は1つの食材にこだわる事なくある程度サイクルさせた方がいいという事です。

私の尊敬するAthlete bodyさんのサイトでカロリーから見た大まかな分量の設定をしてくれています。参考にしてみると良いかもしれません。

https://athletebody.jp/2014/03/11/nutritional-hierarchy-micros-water/